2025年
2月1日~
2月14日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
ねこしま
保護猫譲渡会
2月8日 14:50の回 上映後 16:10から17:40まで
主催:保護猫カフェねこかつ
さん
地元のカリスマ的な給餌者や巨大な「猫像」を制作するアーティスト、自身のボランティア活動をSNSで積極的にアピールする10代の少年や、NGOスタッフへのインタビューが語るのは、「敬意を払ってくれ、自由な姿を見せてくれる」「愛を教えてくれる」マルタの猫たちの抗い難い魅力。彼らと猫たちを結んだ縁や、自然に寄り添うようになっていく過程には、マルタならではの風景と、猫好きには覚えのある情景がともに存在し、驚きと共感を呼ぶだろう。
野良猫たちと人間が共存する「奇跡の島」と呼ばれるマルタ共和国。そこには猫たちと、彼らに心を奪われた住民たちの姿があった。“猫の村”存続をかけて開発業者と戦うローザ、巨大な猫像の制作をライフワークにするマシュー、猫に魅了されマルタに移住した女優ポリー、猫の保護活動に奮闘する少年アイザック・・・。個性あふれる愛すべき猫たちと、彼らと共に人生を慈しむ人々の姿から、現在のマルタの「猫文化」が明らかになる。
(上映時間:71分)
2025年
2月1日~
2月14日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
画家と泥棒
ノルウェーで実際にあった絵画の盗難事件を題材に、被害にあった画家と絵を盗んだ犯人の事件後の意外な交流を追ったドキュメンタリー。
2015年、ノルウェーの首都オスロにあるギャラリーで2点の絵画が盗難される事件が起こる。盗まれた絵画を描いた画家は犯人を突き止めるが、犯人は「覚えてない」の一点張りだった。やがて画家は、犯人に「あなたをモデルに絵を描かせてほしい」と突然の提案をする。そのことから、画家と犯人の思いもよらない関係が始まっていく。
監督は、チェスの世界王者マグヌス・カールセンに迫った「Magunus(マグヌス)」を手がけ、今作が長編2作目となるノルウェーのドキュメンタリー映画監督ベンジャミン・リー。「バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち」でアカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞したモーガン・ネビルが製作総指揮に名を連ねる。
(上映時間:106分)
2025年
2月1日~
2月7日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
籠の中の乙女
4Kレストア版
©XXIV All rights reserved
『哀れなるものたち』(23)につながる監督の原点がここにある。
アカデミー賞(R)外国語映画賞ノミネート、カンヌ「ある視点」部門でグランプリを受賞
ランティモス作品を貫くテーマを鮮烈に宿した長編3作目にして、その名を知らしめた出世作。
2009年、巨匠ヨルゴス・ランティモス監督の軌跡はこの作品から始まった。世界中を驚愕させたヨルゴス・ランティモス監督のカンヌデビュー作が4Kレストア版として復活。本作で確立された唯一無二の奇妙で異常な描写は、監督のその後の作品にもそこここに表出し、傑作揃いのフィルモグラフィーを発表し続けてきた。その原点ともいうべき作品が『籠の中の乙女』である。やっと時代のほうがランティモスに追いついて来た!
支配と服従、自我の目覚め。
ギリシャのとある家。ごく普通に見えるこの家には秘密があった。両親が子どもたちを「家の中」だけで育ててきたのだ。邸宅の四方に高い塀をめぐらせ、外の世界がいかに恐ろしいかを信じ込ませるために作られた奇妙で厳格なルールの数々。だが、青年期に達した子どもたちは、親たちの想像を超えた行動を取り始める。
(上映時間:96分)
2025年
1月18日~
1月31日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
アット・ザ・ベンチ
©2024 Yoshiyuki Okuyama/Spoon Inc, All Rights Reserved.
川沿いの芝生の真ん中に一つのベンチが佇んでいる。ある日の夕方、そのベンチには久しぶりに再会する幼馴染の男女が座っている。彼らは小さなベンチで、どこかもどかしいけれど、愛おしくて優しい言葉を交わしていく。
この場所には他にも様々な人々がやってくる。別れ話をするカップルとそこに割り込むおじさん、家出をした姉とそんな姉を探しにやってきた妹、ベンチの撤去を計画する役所の職員たち。
一つのベンチを舞台に、今日を生きる人々のちょっとした日常を切り取るオムニバス長編作品。
(上映時間:86分)
2025年
1月18日~
1月31日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
どうすればよかったか?
©2024動画工房ぞうしま
トークイベント決定
1月31日 12:20の回上映後
登壇:渋谷哲也
氏(日本大学教授)、飯島千鶴
(川越スカラ座番組編成)
※イベントは30分間
※チケット料金は一律1,600円
面倒見がよく、絵がうまくて優秀な8歳ちがいの姉。両親の影響から医師を志し、医学部に進学した彼女がある日突然、事実とは思えないことを叫び出した。統合失調症が疑われたが、医師で研究者でもある父と母はそれを認めず、精神科の受診から姉を遠ざけた。その判断に疑問を感じた弟の藤野知明(監督)は、両親に説得を試みるも解決には至らず、わだかまりを抱えながら実家を離れた。
このままでは何も残らない——姉が発症したと思われる日から18年後、映像制作を学んだ藤野は帰省ごとに家族の姿を記録しはじめる。一家そろっての外出や食卓の風景にカメラを向けながら両親の話に耳を傾け、姉に声をかけつづけるが、状況はますます悪化。両親は玄関に鎖と南京錠をかけて姉を閉じ込めるようになり……。
20年にわたってカメラを通して家族との対話を重ね、社会から隔たれた家の中と姉の姿を記録した本作。“どうすればよかったか?” 正解のない問いはスクリーンを越え、私たちの奥底に容赦なく響きつづける。
(上映時間:101分)
2025年
1月18日~
1月31日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
ゴンドラ
©VEIT HELMER-FILMPRODUKTION,BERLIN AND NATURA FILM,TBILISI
ライブ音声ガイド付き上映
1月30日(木) 10:30の回
ガイド:声なびシネマわかばさん
※音声ガイドご利用の方は、FMラジオとイヤホンをお持ちください。
※ガイド不要な方も、通常と同じくご覧いただけます。
※盲導犬のご入場もできます。
イヴァはゴンドラ(ロープウェイ)の乗務員として働き始める。もう1台のゴンドラの乗務員はニノ。駅長は威張り屋のおじさんで、その態度ときたら腹が立つことばかり。だけど2人は負けてはいない。すれ違うゴンドラで2人が交わし合う奇想天外なやりとりの楽しさ。やがてそれは地上の住民も巻き込んでいく・・・。2つのゴンドラは行ったり来たり、世界のどこかに行けるわけではないけれど。想像力があればどこへでも行ける!ゴンドラは自由と幸福を乗せていくのだ!
わずか85分で観客に映画の魔法をかける本作。監督は『ツバルTUVALU』、『ブラ!ブラ!ブラ!胸いっぱいの愛を』で知られる〈セリフなし映画〉の名匠ファイト・ヘルマー。日本公開作は多くないが、その唯一無二の世界観にファンが多い。「セリフがないから生まれる映画的瞬間を見てほしい」(監督)。まさにその言葉通り。
ゴンドラは、ジョージア(旧グルジア)南部、小コーカサス山脈の西にあるフロという小さな村に実在する「ジョージアで最も長い距離をつなぐゴンドラ」が使われている。ソ連時代に作られた古いゴンドラで、現在は観光客も訪れる。レトロで可愛くて、なんと映画の中では“衣替え”までする映画の主役である。
(上映時間:85分)
2025年
1月2日~
1月17日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
バグダッド・カフェ
4Kレストア
© 1987 / Pelemele Film GmbH - Pro-ject Filmproduktion im Filmverlag der
Autoren GmbH & Co. Produktions-Kommanditgesellschaft München - Bayrischer Rundfunk/BR - hr Hessischer
Rundfunk
※配布は終了しました。ありがとうございました。
ご来場者さまプレゼント
2025年も「あの場所で、また会おう」
ミニカレンダープレゼント
※先着順
※無くなり次第終了
1989年に日本公開され、ミニシアターブームの象徴となった珠玉の名作『バグダッド・カフェ』。多くの人が「好きな映画」として挙げ、リバイバルのたびに熱心なファンを生んでいる本作が、今年3月に亡くなったパーシー・アドロン監督監修のもと4K修復され、日本のスクリーンに戻ってくる。
アメリカ西部、モハヴェ砂漠にたたずむ寂れたモーテル「バグダッド・カフェ」に現れたのは、場違いな風貌のドイツ人旅行者ジャスミン。
オーナーのブレンダは家庭も仕事もうまくいかずいつも不機嫌。持ち物は全て男物、勝手に掃除を始め店を手伝おうとする得体の知れぬ訪問者ジャスミンに対して怪訝な態度をみせるが、朗らかなジャスミンは周囲の人々を巻き込み、店は活気付いていく。次第にブレンとジャスミンの心は近づいていき、かけがえのない友情で結ばれていく……カフェに集うのは、近くのトレーラーハウスに住む老画家ルディ、アンニュイなタトゥーイストのデビー、モーテルの隣にテントを張って住み着いているエリックなど個性的な面々。訪れるのも立ち去るのも自由、誰をも受け入れる場所、それが「バグダッド・カフェ」。
(上映時間:108分)
2025年
1月2日~
1月17日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
侍タイムスリッパ―
©2024未来映画社
※配布は終了しました。ありがとうございました。
“お年玉付”入場者プレゼント配布決定!
“侍タイ版” お年玉くじ付きポストカード
配布日程:2025年1月2日(木)~1月3日(金)
※無くなり次第終了
詳細はこちら(侍タイムスリッパー公式ニュース)を御覧ください
ライブ音声ガイド付き上映
1月12日(日) 12:20の回
ガイド:檀 鼓太郎さん(バリアフリー活弁士)
※音声ガイドご利用の方は、FMラジオとイヤホンをお持ちください。
※ガイド不要な方も、通常と同じくご覧いただけます。
※盲導犬のご入場もできます。
8月17日(土)にインディーズ映画の聖地である池袋シネマ・ロサ1館で封切られ、初日からSNSで絶賛クチコミの嵐となっている本作が、満を持して全国拡大上映決定!
本作は、武士が落雷によって現代の時代劇撮影所にタイムスリップし、「斬られ役」として生きていく姿を描いたコメディ作品。米農家でもあり、本作を手掛けた安田淳一監督は「『カメラを止めるな!』を目指して作った」と語っており、自主制作映画でありながらも、時代劇の本場・東映京都撮影所の協力を得て撮影された時代劇となっている。さらに、劇場では不特定多数の人々が暗闇のなかで笑い声をあげながら時間を共有し、エンドロールでは作品へのリスペクトと感謝を込めた拍手に包まれる一体感。本来あってほしい映画の姿が『侍タイムスリッパー』にはあり、老若男女を問わずに支持されている大きな理由となっている。まさに6年前を彷彿とさせ、「100年に一度の奇跡」と言われたあのブームの再来である!その希望となるべく、9月13日(金)以降、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ
日比谷をはじめとする全国50館以上の映画館にて全国拡大上映が決定。さらに今後も続々と上映館が決定している。『侍タイムスリッパ―』が日本中に旋風を巻き起こす!!!
(上映時間:131分)
2025年
1月2日~
1月17日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
キノ・ライカ
小さな町の映画館
© 43eParallele
フィンランドの名匠アキ・カウリスマキが仲間たちと作った映画館「キノ・ライカ」のドキュメンタリー。
フィンランドの鉄鋼の町カルッキラに、カウリスマキと仲間たちが誕生させた町で初めての映画館キノ・ライカ。深い森と湖、そして現在は使われなくなった鋳物工場しかないこの町で、住民たちは映画館への期待に胸をふくらませ、映画について口々に話しはじめる。
カウリスマキと共同経営者の作家ミカ・ラッティが2021年に映画館をオープンさせるまでの様子やインタビューに応じる姿などをカメラに収め、カウリスマキが自ら館内の内装や看板設置などの作業に勤しむ姿も映しだす。「枯れ葉」に出演した女性デュオのマウステテュトットや「希望のかなた」に出演したヌップ・コイブ、サイモン・フセイン・アルバズーン、盟友ジム・ジャームッシュらも登場し、カウリスマキとの思い出や映画への思いを語る。
(上映時間:81分)