2026年
9月12日~
9月25日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
ハワの手習い
©TAG Film
※上映開始時間30分以降のご入場はできません
※予約不可、当日券のみ(イベント時は予約を受け付ける場合あり)
※ご来館の際はこちらをご一読ください
「ご来館時のお願い」
アフガニスタン出身の女性ジャーナリスト、ナジーバ・ヌーリが監督を務め、幼少時に教育の機会を奪われ13歳で結婚させられた母ハワにカメラを向けたドキュメンタリー。
アフガニスタンの首都カーブルで、30歳上の認知症の夫を世話しながら暮らすハワ。結婚を強いられたときハワはまだ13歳で、父は幼い彼女を教育から遠ざけ、母は出産について何も助言してくれなかった。6人の子を産んだ彼女は、娘たちが同じ道に進まぬよう教育の機会を与え、次女ナジーバはジャーナリストとして自立した生活を送っている。母の味方になることを決意したナジーバは彼女にカメラを向け、夫の愚痴や秘密の恋、そして“やってみたかったこと”について話を聞く。ハワは民族手芸の商売と読み書きの学習を始めるが、ささやかな夢が動き出した矢先、長女の元夫と暮らす孫娘ザハラーが支配的な父のもとから逃れてくる。孫娘を引き取り一緒に読み書きを学ぶハワだったが、タリバンによる襲撃と占領は日ごとに進み、ザハラーと彼女を匿う家族にも命の危険が迫る。2021年8月にタリバンが復権すると、報道の自由を封殺する動きが強まり、ナジーバは兄アリーにカメラを託して母国を後にする。
(上映時間:85分)
2026年
9月12日~
9月25日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
撃たれた自由の声を撮れ
©Lumier Film
※上映開始時間30分以降のご入場はできません
※予約不可、当日券のみ(イベント時は予約を受け付ける場合あり)
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「ご来館時のお願い」
タリバン支配下のアフガニスタンで自由を求め続ける女性たちの闘いの日々を記録したドキュメンタリー。
2021年8月、タリバンがアフガニスタンのほぼ全土を掌握し、20年にわたる民主政権が崩壊した。タリバンの復権により、再び女性たちは外で働くことができなくなり、教育の機会を奪われ、少女たちは年の離れた男性と結婚させられ、家に閉じ込められるようになった。ラシュミンとナスタランの姉妹は無数の不平等に立ち向かうべく、他の女性たちと共に街に出ては声を上げる。銃を構えた男たちにも怯むことなく、アフガニスタンの現状を発信するためスカーフにスマートフォンを隠して撮影する。親族宅などを転々としながら抵抗を続ける彼女たちだったが、家父長制が支配する社会で、父はデモに参加する女性たちを軽蔑し、隣人からの密告にも怯える日々を余儀なくされる。そんな過酷な状況に身を置きながらも、ラシュミンは次世代に同じ苦しみを経験させたくないとの想いに突き動かされ、街へ飛び出していく。
監督はアフガニスタン出身の女性映画作家・プロデューサー・ライターで、現在は亡命生活を送りながら祖国の女性たちの声を世界に向けて発信し続けるザイナブ・エンテザール。
(上映時間:70分)
2026年
9月12日~
9月25日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
サンキュー、チャック
※上映開始時間30分以降のご入場はできません
※予約不可、当日券のみ(イベント時は予約を受け付ける場合あり)
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「ご来館時のお願い」
ついに世界は終わろうとしていた。人類による環境破壊のせいか、それともこの星の寿命なのか? 未曽有の自然災害が地球を襲い、ネット、SNS、電話などすべての通信手段がダウンしていったその時、街頭やTV、ラジオに突如現れたのは、「チャールズ・クランツに感謝します。素晴らしい39年間に、ありがとう、チャック」という謎の広告。カメラに向かって微笑む一見実直そうな男、チャックとは何者なのか、感謝の意味とは何なのか──その答えを知る者は誰もいない──。
2024年に作家生活50周年を迎えた、スティーヴン・キング。途切れることなく紡ぎ出す新作小説は常にベストセラーランキングを席巻し、キングに影響を受けたTVシリーズ「ストレンジャー・シングス
未知の世界」が世界的大ヒットを記録するなど、今なお絶大なる人気と評価をアップデートし続けている巨匠だ。
そんなキングが2020年に発表し、読む者の人生観を変える新たなる傑作の一本と名高い「The Life of
Chuck」の映画化が実現。キングの小説を映像化した作品群では、『スタンド・バイ・ミー』『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』に続く、恐怖をくぐり抜けたその先で出会えるからこそ、より深く豊かな愛と希望を描く感動作が誕生。トロント国際映画祭で熱い喝采を浴び、最高賞である観客賞に輝いた。
不可思議な広告の人物として登場し、徐々にその数奇な生涯が明かされていくチャックことチャールズ・クランツを演じるのは、『マイティ・ソー』『アベンジャーズ』シリーズのロキ役で日本でも爆発的人気を獲得したトム・ヒドルストン。チャックの人生の大切な思い出として“ダンス”があるのだが、ヒドルストンの引力から解き放たれたかのようなエモーショナルなダンスシーンは、観る者すべての命までを祝福する。
共演には、『スター・ウォーズ』のルーク・スカイウォーカー役で知られるマーク・ハミル、『それでも夜は明ける』でアカデミー賞®にノミネートされたキウェテル・イジョフォー、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『アベンジャーズ』シリーズのネビュラ役で愛されているカレン・ギラン、『ルーム』で数々の賞に輝いたジェイコブ・トレンブレイ。アメリカで大注目のニューオリンズ出身のドラマー、テイラー・ゴードンの出演と演奏も話題だ。
監督・脚本は『ジェラルドのゲーム』『ドクター・スリープ』に続き、スティーヴン・キング小説の映画化に挑むマイク・フラナガン。
世界の終末への恐怖で幕を開けた物語は、全編に張り巡らされた謎を一つ一つ解き明かすことによって、人生の〈終わり〉を恐れる必要などないことを証明してくれる。今この瞬間を生きることの歓喜に包まれる、ヒューマン・ミステリー。
(上映時間:111分)
2026年
9月26日~
10月2日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
サムライ 4Kレストア
©1967 – Production Filmel – CICC – TCP / Editions René Chateau
※一週間限定上映
※上映開始時間30分以降のご入場はできません
※予約不可、当日券のみ(イベント時は予約を受け付ける場合あり)
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「ご来館時のお願い」
ジェフ・コステロはいつものように完璧なアリバイを用意し首尾よく任務を遂行したが、現場を立ち去る際、ピアニストのヴァレリーに顔を見られてしまう─。感情を表に出すことなく、沈黙の中で己の流儀を貫く男の姿を、説明を排し、行動と存在のみで描き出す。アラン・ドロンの代表作のひとつとして知られ、その孤高の佇まいは映画史に刻まれた永遠のアイコンとして語り継がれてきた。
ヌーヴェルヴァーグの先駆者と称される名匠ジャン=ピエール・メルヴィルが到達した、徹底した様式美の結晶。研ぎ澄まされた構図、冷たく青い映像美を支えるのは、ルイ・マルやトリュフォー作品でも知られ、メルヴィルの長年の盟友でもある撮影監督のアンリ・ドカ、そしてフランソワ・ド・ルーベによるクールなジャズが、主人公の孤独と運命を静かに映し出す。メルヴィルの映画美学の到達点とも言える一本である。
フィルムノワールの金字塔として高く評価された本作が描く孤高の殺し屋像は、マーティン・スコセッシ、北野武、ジム・ジャームッシュ、ジョン・ウー、ジョニー・トーら国や世代を超えた多くの映画作家に影響を与えてきた。近年では、多くのファンに愛されながらも劇場で目にする機会が限られていたが、今回4Kレストア版として映画館のスクリーンに甦る。
(上映時間:105分)
2026年
9月26日~
10月9日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
ヒンド・ラジャブの声
©MIME FILMS — TANIT FILMS
※上映開始時間30分以降のご入場はできません
※予約不可、当日券のみ(イベント時は予約を受け付ける場合あり)
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「ご来館時のお願い」
2024年1月29日。人道支援組織「赤新月社」のスタッフは緊急電話を受けた。 パレスチナ・ガザ地区で6歳の少女が助けを求めている。 スタッフたちは少女との通話を繋ぎ止めながら、救出するためにあらゆる手を尽くす…
…。 少女の名前はヒンド・ラジャブ。
監督はアカデミー賞に3度ノミネートされた実績を持つ秀英カウテール・ベン・ハニア。フィクションとドキュメンタリーを行き交い唯一無二の表現をするハニア監督は、当時ニュースやSNSで世界中に拡散されていた“ヒンドの声”を聞いたことをきっかけに映画化を決意。保管されていた実際の音声記録や現地の映像を使用し、極限までリアリティーを追求した物語を構築した。第82回ヴェネチア映画祭では史上最長となる23分のスタンディングオベーションで迎えられ、銀獅子賞を含む驚異の8冠を達成し、アカデミー賞では国際長編映画賞にノミネートを果たすなど世界中の映画祭を席巻。ブラッド・ピット、ホアキン・フェニックス、ルーニー・マーラなどの多くの映画人たちが監督の想いに賛同し、プロデューサーに名乗りを挙げている。
その日、一人の少女の“叫び”に懸命に向き合っていた人たちの奮闘や苦悩を、圧倒的な緊迫感で描き出し観る者の心を掴んで離さない、魂が震える衝撃作が誕生した。
(上映時間:89分)
2026年
9月26日~
10月9日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
箱の中の羊
©2026フジテレビジョン・ギャガ・東宝・AOI Pro.
※本作のムビチケはご使用いただけます
(イベント日にはご使用いただけません)
※すべての回でバリアフリー日本語字幕版上映
※上映開始時間30分以降のご入場はできません
※予約不可、当日券のみ(イベント時は予約を受け付ける場合あり)
※ご来館の際はこちらをご一読ください
「ご来館時のお願い」
ティーチイン
9月27日 14:30の回上映後
ゲスト:
是枝裕和
監督
※料金:一律1,700円+システム手数料300円
社会に生きる人々を鋭く温かな眼差しで描き、高い評価を得てきた是枝裕和監督。
是枝監督作品は特にカンヌ国際映画祭を中心に数々の栄誉ある受賞を果たしてきた。
『誰も知らない』(04)では主演・柳楽優弥が最優秀男優賞、『そして父になる』(13)では審査員賞、『万引き家族』(18)では最高賞パルムドール、『ベイビー・ブローカー』(22)ではエキュメニカル審査員賞と主演のソン・ガンホが韓国人俳優初の最優秀男優賞、『怪物』(23)ではクィア・パルム賞と脚本家・坂元裕二が脚本賞を受賞。
『万引き家族』から8年、再び是枝監督オリジナル脚本による日本映画が完成した。
最新のテクノロジーで<亡き人を蘇らせる>という発想が企画の出発点という是枝監督。
本作で描くのは、少し先の未来のテクノロジーによって進化した日常、そこに生きる夫婦、そして新たな家族のかたち。
子供を亡くした夫婦が迎え入れたのは息子の姿をしたヒューマノイド。
「おかえり、翔」「ただいま ママ、パパ」再び動き出した家族の時間。
妻の音々を演じるのは、綾瀬はるか。亡き息子の姿や声で心の穴を埋めようとする言葉にできない
細やかな感情のグラデーションを真っ直ぐに訴える。夫の健介を演じるのは、千鳥の大悟。死なせてしまった息子への罪の意識や、ヒューマノイドを家族に迎える戸惑いや葛藤を抱えた人間味溢れる人物像をくっきりと浮かび上がらせる。
ヒューマノイド翔役には、200名以上のオーディションから抜擢され、これが映画初出演となる桒木里夢
。
共演には、清野菜名、寛一郎、柊木陽太、角田晃広、野呂佳代、星野真里、中島歩、余貴美子、田中泯。
実力と演技力を兼ね備えた名優たちが集まった。
音楽を手がけるのは、国内外で注目を集め、現代音楽から映画・ドラマ、ポップスまでを縦横無尽に駆け巡る坂東祐大。
タイトルの『箱の中の羊』は、「星の王子さま」の「一節」から着想された。
悲しみや葛藤そして喜びを共にして生きる夫婦と、息子となったヒューマノイドを待ち受ける想像を超えた<未来>とは——。
(上映時間:125分)
2026年
10月3日~
10月16日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
美しく、黙りなさい
© Archives Atalante and Roussopoulos Family Archives / Centre audiovisuel
Simone
de Beauvoir
©Sois belle et tais-toi ! / Delphine Seyrig, 1976 / Centre audiovisuel Simone de
Beauvoir
上映時間未定
※本作の前売券とムビチケオンラインはご使用いただけます
英国映画協会2022年度版ランキングで「映画史上ベストワン」に輝いた『ジャンヌ・ディエルマンブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』(1975年/シャンタル・アケルマン監督)に主演した伝説的女優デルフィーヌ・セリッグ。彼女は社会のジェンダー差別に声をあげ、活動した人でもありました。『ジャンヌ・ディエルマン』の経験をきっかけに制作され、デルフィーヌが、監督として残した唯一の長編作品がドキュメンタリー映画『美しく、黙りなさい』です。
登場するのは、ハリウッドとパリで活躍する23人の女優たちジェーン・フォンダ、シャーリー・マクレーン、ジュリエット・ベルト、アンヌ・ヴィアゼムスキー、マリア・シュナイダーら映画女優からテレビドラマの女優、まだ無名の女優などさまざま。デルフィーヌは、彼女たちに2つの質問を用意しました。女優たちが質問に答え、脱線し、繰り返すことで浮き上がる現実。率直に親密に、時にユーモラスに、デルフィーヌは彼女たちそれぞれの思いを引き出します。撮影は、1975年と1976年。当時、女優がジェンダーについて語ることは、男性中心の映画業界でブラックリストに載りかねない、リスクのあることでした。ここには彼女たちの勇気も映っています。
(上映時間:112分)
2026年
10月10日~
10月16日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
シンプル・アクシデント/偶然
©LesFilmsPelleas
ウェス・アンダーソン、アリ・アスターら著名監督の新作や『センチメンタル・バリュー』『シークレット・エージェント』などの話題作が集まった第78回カンヌ国際映画祭で、最高賞のパルムドールを受賞。イラン政府からの弾圧で映画制作や渡航を禁止されながらも、映画を作り続けてきたジャファル・パナヒ監督。『チャドルと生きる』でヴェネチア国際映画祭金獅子賞、『人生タクシー』でベルリン国際映画祭金熊賞を受賞し、本作で世界三大映画祭すべての最高賞を制覇、闘う巨匠へ世界が熱狂的な賛辞を贈った。第98回アカデミー賞®脚本賞・国際長編映画賞(フランス代表)にノミネートされ、オスカー受賞も有力視される2026年必見の一作だ。
ある“偶然の事故”を発端とする本作は、パナヒ監督自身の二度の投獄経験や同じ境遇の人々の声から着想を得て映画化。主人公ワヒドが出会った男は、本当に復讐を果たすべき相手なのか?不当に投獄された過去を持つ男女が憎い看守へ復讐を果たそうと迷走する予測不能の物語は、渦巻く重厚なスリルと深遠なミステリー、人間味豊かなユーモア、そしてイランの現実が渾然一体となり、斬新な社会派サスペンスへと変容を遂げていく。戦慄を誘う衝撃のラストシーンは、誰かと語り合わずにはいられない。強烈な映画体験がここにある。
(上映時間:103分)
2026年
10月10日~
10月16日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
バナ穴 BANA_ANA
©2026 BANA_ANA Film Partners
クソ野郎と美しき世界から8年、ついに「新しい地図」映画第2弾完成
わからないから面白い、わからないけど面白い、新しい映画の誕生です。
映画?ドキュメンタリー?本人なのか?役柄なのか?現実なのか?妄想なのか?次々と起こるチグハクな出来事に目が離せない。不条理を描き続けた山内ケンジが贈る“何が起こるか予測不能な不条理エンタテイメント!”
CM・映画・舞台とジャンルを超えて活躍する日本で最も一筋縄ではいかない鬼才、山内ケンジ監督のもと、稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾、個性あふれる豪華キャストが結集しお届けする本作。
作品鑑賞後「わからない」と苦笑いする人続出。わからないのにぐっとくる。そんなすごい映画ができちゃいました。おひまな方はぜひご覧ください。
(上映時間:88分)
2026年
10月24日~
10月30日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
新凱旋門物語
©2025 AGAT FILMS, LE PACTE
エッフェル塔や凱旋門に次ぐパリのモニュメント、通称「新凱旋門(グランダルシュ)」。ルーヴル美術館のガラスのピラミッドから一直線に連なる「パリの歴史軸」上にそびえ、パリ西部郊外のデファンス地区に建つ、ひと際異彩を放つキューブ状の巨大建築だ。
その完成の裏には、一人の名もなき建築家の運命を揺るがした、知られざる物語があった。本作は史実を基に、理想と政治の駆け引きに翻弄されながらも国家的プロジェクトに挑んだ建築家の数奇な人生を、圧倒的な没入感で描いたヒューマンドラマである。実力派キャストによるアンサンブルが作品に確かな説得力を与え、第78回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門出品、第51回セザール賞8部門ノミネートを果たすなど国際的に高い評価を獲得。日本での国立競技場や大阪万博をめぐる議論とも響き合う、必見の“建築ドラマ”。
(上映時間:106分)
2026年
10月24日~
10月30日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
大丈夫、大丈夫、大丈夫!
© 2023 TWOMEN FILM ALL RIGHTS RESERVED.
母親を失った高校生イニョン(イ・レ)は、家賃が支払えず家から追い出されてしまい、所属しているソウル国際芸術団の練習室で隠れて寝泊まりしていた。芸術団の60周年公演に向けて猛特訓が続く中、ある日、“魔女”と呼ばれ、完璧主義で生徒達に容赦なく厳しい態度をとる芸術監督ソラ(チン・ソヨン)に練習室での生活がバレてしまい、その日からソラの家で一緒に暮らすことに。年齢も性格も生活習慣も違う二人は、お互いに戸惑いを見せながらも、同じ時間を過ごすことで徐々に心を通わせていく。そんな中、イニョンを敵対視している芸術団のエース、ナリ(チョン・スビン)の不調をきっかけにチーム内で問題が勃発。イニョンをはじめとする団員たち、そしてソラの気持ちはバラバラになってしまう。公演開催の危機に迫られた芸術団のため、ソラはある覚悟を決めるが…
(上映時間:102分)
2026年
10月24日~
11月6日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
プーチンの愛国教室
©2025 made in copenhagen Aps, Pink Productions s.r.o.
上映時間未定
ロシア・ウラル山脈の麓の小さな田舎町にあるカラバシュ初等・中等学校。母校でもあるここでイベント企画・撮影担当の教員として勤めるパヴェル・タランキンは、子どもたちから“頼れるお兄さん”として慕われる人気者だ。
彼らの何気ない日常や成長の瞬間をビデオカメラに収めながら、オフィスを開放して一緒にアートやおしゃべりを楽しむ、忙しくも穏やかな日々。自由と民主主義、そして自身の職業を心から愛する彼は言う。「この仕事の魅力は、生徒を支えられること」
しかし、2022 年 2 月のウクライナ侵攻開始を機に、彼らの日常は一変する。
プーチン大統領は子どもたちを<未来の兵士>として育てるため、戦争を賛美し参加するよう学校で教え込む「愛国教育」の導入を新たな国家方針として発令。和やかだった学校の雰囲気は、瞬く間に緊迫した「戦時中」のものへと塗り替えられていく――。
タランキンは変容していく学校と人々の姿を約2年間かけてつぶさにカメラに収め、デンマークを拠点に活動するアメリカ人ドキュメンタリー作家デヴィッド・ボレンスタインと共同で、極秘裏に本作を制作。
当事者視点でプロパガンダ教育を捉えた異例の映像は、世界中で大きな注目と絶賛を集め、アカデミー賞®をはじめ多数の映画賞を受賞した。
しかし、その影響力をみたロシア当局は国内での上映禁止を決定。タランキンは国家反逆者として事実上の国外追放を言い渡されるという、徹底的な弾圧にさらされている。
国家はどのようにして反対意見を封じ、戦争へと突き進むのか――いま世界に蔓延する現在進行形の現実を突きつける、必見のドキュメンタリーだ。
ロシアの田舎町の学校に撮影担当教員として勤めるタランキンは、子どもたちから“頼れるお兄さん”として慕われる人気者。愛用のビデオカメラで子どもたちの成長を日々記録していたが、2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻を機に、彼らの日常は一変する。
プーチン大統領の教育令により、学校は子どもたちに戦争参加を使命として教え込み、訓練する「愛国教育」の場へと変貌していく。逆らう者は<国家の敵>とみなされる絶対的な命令のもと葛藤する教師たち、たちまち戦時教育に染まっていく子どもたち、そして次々と戦地へ送られる卒業生たち・・・その全てを、タランキンのカメラは記録していく。
(上映時間:90分)
2026年
10月31日~
11月6日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
猫たちと7000マイルの旅
©2025 Gray Hat Productions LLC All Rights Reserved
このドキュメンタリーの(人間側の)主人公である客室乗務員兼猫カフェ経営者であるアメリカ・ミルウォーキー在住のケイティと、カタールの首都ドーハで野良猫を救出し続けているパキスタン出身の施工管理者ウマイル。7000マイルの距離はあれど、猫への支援を日常とする2人を結びつけたのは、「カタールの25匹の野良猫に、米国で里親を見つける」というケイティのバイタリティ溢れる国際支援活動だった。世界上位の富裕国で、なぜ野良猫の国外救出支援が必要なのかー?そんな疑問を紐解くミッションをカメラに収めたのは、猫と男性の心温まる絆を描いたドキュメンタリー映画『猫と、とうさん』を手掛けたマイ・ホン監督。個性豊かで、ただそこにいるだけで愛されるべきカタールの野良猫たちの向き合う現実を直視し、状況を問わず彼らに最善を尽くし続けるケイティたちの姿に、強く心を打たれるだろう。
世界有数の富裕国であるカタール。急速な発展を維持するため、人口の89%が他国からの臨時労働者で占められていること、野良猫の数が増加し続けていることは知られていない。路上から野良猫たちを救出するのも、イラン、インド、ヨルダンなど様々な国出身の、異なるバックグラウンドを持つ人々だ。
米ミルウォーキー在住の猫カフェ経営者ケイティは、25匹の野良猫をカタールから米国へ移送し、新しい家族を見つけるため、ドーハを訪れる。4日間という限られた時間しかないケイティを待っていたのは、パキスタン出身のウマイルら同志たちとの出会い、そして野良猫たちを移送するにあたっての意義深くも難しい決断の連続だったー。
(上映時間:95分)
2026年
10月31日~
11月6日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
フィッシュストーリー
デジタル版
2009年に公開され、普通の人々がある一つの曲でつながり、大きな奇跡を生むという爽快な感動が話題となった映画 『フィッシュストーリー』。 原作は「重力ピエロ」、 「マリアビートル」
など多数の作品が映像化され、海外でも高く評価されている伊坂幸太郎の同名短編小説。
監督は 「アヒルと鴨のコインロッカー」、「ゴールデンスランバー」、 「ポテチ」と数々の伊坂作品でタッグを組んできた中村義洋が務め、伊藤淳史、 高良健 吾、 多部未華子、濱田岳、
森山未來、大森南朋といった豪華キャストが名を連ねている。 そして物語の重要な核となる、音楽を斉藤和義が手掛けるとい う、まさに奇跡のような映画だ。
レビュー投稿サイトでは「バラバラの物語がつながる快感が最高」、 「時を超えてつながる気持ちよさ!」、 「点と点が線につながる爽快感!」 と、 今なお絶
賛の声が寄せられている名作が劇場の熱烈オファーを受け、17年の時を超えて今、スクリーンに蘇る!
70年代、早すぎたパンクバンド・逆鱗 (伊藤淳史、高良健吾) は、一発録りした「FISH STORY」という楽曲を最後に解散。 約10年後、偶然そのレコードを 手にした気弱な大学生 (濱田岳) は、
暴漢に襲われていた女性を決死の思いで救い出す。 また時は流れ2000年代、修学旅行中にシージャックに遭遇し た高校生(多部未華子)のピンチを救ったのは、 正義のヒーローになるために日々特訓を重ねるフェリーのコック
(森山未來) だった。 そして2012年、巨 大彗星の衝突により人類滅亡が目前に迫ったあるレコードショップで、いつもと同じように客と音楽談義に花を咲かせるオーナー (大森南朋)が手に していたのは 「FISH
STORY」のレコードだった・・・。 生きた時代も場所も異なる人々が、一つの歌でつながり紡いだ奇想天外な奇跡とは!?
(上映時間:112分)
上映期間未定
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
開戦前夜
上映時間未定
「総力戦研究所」―
日本の命運を託され、集められた若きエリートたち。
開戦の足音が迫る昭和16年夏―
彼らが見たのは、「日本必敗」の未来だった。
1941(昭和16)年4月。日本中のエリートたちが集められた「総力戦研究所」という組織が存在していた。
官僚・軍・民間から選りすぐられた、次世代を担う“ベスト&ブライテスト”
。彼らに課せられた任務は、アメリカを中心とした諸外国との戦争の行方を「予測」すること。膨大なデータを積み上げ、苦しみと情熱の中でシミュレーションを繰り返した末、彼らが見たのは―
原爆投下以外のほぼすべてを的中させた、日本の「圧倒的な敗北」という衝撃のシナリオだった。
一発の弾丸も飛ばない。
だがここには、頭脳を武器に戦う、最も過酷な戦場がある。
池松壮亮をはじめとする豪華キャストが、張り詰めた緊張感の中で体現するのは、正論と忖度、理性と情熱の狭間で引き裂かれる人間の苦悩。 それは、80年以上前の悲劇ではなく、現代の社会、そして我々の日常に潜む
「わかっていても、止められない」―。
なぜ日本は、負けると知っていた戦いに突き進んだのか?
今、歴史に葬られた「不都合な真実」が、スクリーンで牙を剥く。
(上映時間:138分)
上映期間未定
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
海辺の一日
© 2010, 2024 Fortune Star Media Limited. All Rights Reserved.
上映時間未定
1983年に発表された『海辺の一日』は、エドワード・ヤンの初の劇場用長編映画であり、同時に撮影監督クリストファー・ドイルの長編デビュー作としても知られる記念碑的作品である。この奇跡のようなデビュー作でヤンは、のちの『恐怖分子』『牯嶺街少年殺人事件』『ヤンヤン
夏の想い出』へと連なる主題――都市の変貌、世代間の断絶、家族の軋み、そして個人の記憶が現在をどう規定するか――を、すでに鮮やかなかたちで提示していた。
物語は、久々に再会した二人の女性の会話から始まる。そこから十三年の歳月をさかのぼり、記憶の奥へと幾重にも潜っていく構成は、単なる回想劇ではない。『海辺の一日』が特異なのは、出来事を順に説明するのではなく、ひとりの女性の意識と記憶の流れに沿って、過去が波のように立ち返ってくる点にある。現在の会話をきっかけに、少女時代、恋愛、結婚、そして失踪した夫をめぐる記憶が呼び戻され、ひとつの人生が幾重もの時間の層として立ち上がっていく。そうした意味で本作は、エドワード・ヤン初期におけるきわめて成熟した“意識流”映画とでも呼べるものである。
ヤンは、現在と過去、複数の視点、そして語られなかった感情を精密に編み込みながら、一人の女性の人生を通して、急速に近代化していく台湾社会のひずみを浮かび上がらせる。恋愛と結婚の物語として始まりながら、やがてそれは、父権的な秩序のなかで「自分の人生を生きる」とは何かを問い返す、静かで鋭いドラマへと変貌していく。台湾ニューシネマの胎動を告げたこのデビュー作には、後年のヤン映画を決定づける時間感覚と感情の強度が、すでに刻まれている。
佳莉(ジャーリィ/シルヴィア・チャン)は、小さな町の医師の娘として、親への服従を重んじる伝統的な価値観のもとで育った。父の権威に逆らえず、愛を失っていく兄・佳森(ジャーセン/ミンシ・アン・ツォー)の姿は、彼女に深い衝撃を与える。やがて佳莉は、父が望む結婚を拒み、同級生の徳偉(ドゥウェイ/デヴィッド・マオ)との結婚を選んで家を出る。
一方、佳森の元恋人である蔚青(ウェイチン/フー・インモン)は、留学先のオーストリアから帰国した才能あるピアニストとして活躍していた。佳莉の自由な決断に憧れを抱いていた彼女だったが、佳莉の結婚生活は、次第に理想とかけ離れたものになっていく。
ある日、佳莉は警察に呼び出され、海辺へ向かうことになる。そこで彼女は、夫との歳月、自分が選んできた人生、そして見ないふりをしてきた感情と向き合い始める。過去をたどるなかで、彼女の中に封じ込められていた時間が、少しずつ姿を現していく。
(上映時間:167分)
上映期間未定
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
GUN FISH
あなたの知らないフグの世界
©GUN FISH FILM PARTNERS
上映時間未定
猛毒を持ち、時に人を死に至らしめる魚——フグ。その危険性から、「当たると死ぬ」ことを鉄砲の弾になぞらえ、“てっぽうGUN”とも呼ばれてきた。——にもかかわらず、何百年にもわたって、「食べるのをやめる」のではなく、“どう安全に食べるか”を追求し続けてきた日本人。
厳格な免許制度。試験に人生を賭ける料理人たち。“危険”を“美味”へ変える職人たちの技と美学。一流料理人、ミシュランシェフ、フグ毒研究者、下関や築地の目利き職人など、フグに魅せられた多彩な人々の姿を映し出す。
近年、フグをめぐって新たな波紋も広がっている。「無毒のエサを与えれば、フグは毒化しない」。つまり、“養殖フグは無毒”!? その研究成果は、合法的な肝食解禁を目指す動きへと発展していく。「天然と養殖で肝の区別はつかない」「事故が起きてからでは遅い」——そう警鐘を鳴らす否定派の人々。一方で、「“どう食べるか”を追求してきたのが食文化」と語る人々もいる。フグへの信念を持つ者同士の対立は、「安全とは?」「食文化とは?」という根源的な問いを投げかける。
制作・取材を重ねる中で、監督自身もまたその魅力に取り憑かれ、ついには“大阪府ふぐ取扱登録者”になるほど、のめり込んでいった。
命の危険と隣り合わせだからこそ、人はここまで夢中になるのか。10年にわたりフグを追い続けた監督が描く、驚きと人間ドラマに満ちたエンターテインメント・ドキュメンタリー!
(上映時間:110分)