2025年
6月 21日~
7月 4日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
アバウト・タイム愛おしい時間について
© Universal Pictures
特別料金:一律1,600円
※各種サービスデーや他の割引サービス不可
※座席を使わない(膝上鑑賞)2歳以下の乳幼児は無料
※座席を使う場合はすべて有料
※乳幼児以外の無料鑑賞なし
※上映開始時間30分以降のご入場はできません
※予約不可、当日券のみ(イベント時は予約を受け付ける場合あり)
※ご来館の際はこちらをご一読ください
「ご来館時のお願い」
来場者さま特典
TRUNK BY SHOTO GALLERY コラボレーション『アバウト・タイム 愛おしい時間について』 オリジナルメッセージカード
“PLAY FUL(あそび心)”をコンセプトに世界で一つだけのウェディングが叶う「TRUNK BY SHOTO GALLERY」とコラボレーションした『アバウト・タイム
愛おしい時間について』オリジナルメッセージカード。
※画像はイメージです。
※先着順でプレゼント。数量限定のため、配布期間内でもなくなり次第終了となります。
※お一人様一回のご鑑賞につき1点の配布。
※劇場により数に限りがあります、あらかじめご了承ください。
※プレゼントは非売品になります。転売はご遠慮ください。
イギリス南西部に住む青年ティムは、両親と妹、そして伯父の5人家族。どんな天気でも、海辺でピクニックを、週末は野外映画上映を楽しむ。風変りだけど仲良し家族。しかし、自分に自信のないティムは年頃になっても彼女ができずにいた。そして迎えた21歳の誕生日、一家に生まれた男たちにはタイムトラベル能力があることを父から知らされる。そんな能力に驚きつつも恋人ゲットのためにタイムトラベルを繰り返すようになるティム。弁護士を目指してロンドンへ移り住んでからは、チャーミングな女の子メアリーと出会い、恋に落ちる。ところが、タイムトラベルが引き起こす不運によって、二人の出会いはなかったことに!なんとか彼女の愛を勝ち取り、その後もタイムトラベルを続けて人とは違う人生を送るティムだったが、やがて重大なことに気がついていく。どんな家族にも起こる不幸や波風は、あらゆる能力を使っても回避することは不可能なのだと……。そして、本当の愛とは、幸せとは何なのかを知る。同時に、ティムと時間の旅をともにする私たちも、愛と幸せの本質を実感することになる。
(上映時間:124分)
2025年
6月 28日~
7月 4日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
レ・ミゼラブルデジタルリマスター/リミックス
※本作のムビチケは、使用期限を過ぎているためご使用いただけません
※一週間限定上映
※上映開始時間30分以降のご入場はできません
※予約不可、当日券のみ(イベント時は予約を受け付ける場合あり)
※ご来館の際はこちらをご一読ください
「ご来館時のお願い」
1985年ロンドンでの初演以来、全世界の観客動員総数は1億3,000万人を突破、紛れもなく“世界の演劇史を代表する作品の一つ”である『レ・ミゼラブル』。本作は、その舞台の興奮と感動を、超一級のキャストとスタッフの手によって丸ごとスクリーンに封じ込めて完全映画化。すべての人々に生涯忘れられない映画体験をもたらす至高の感動作だ。
2012年の日本公開時には各地の映画館で終映後にスタンディングオベーションが巻き起こり、拍手喝采が鳴り響いた。感動が感動を呼び、国内興収約60億円の大ヒットを記録し、ミュージカル映画として揺るぎない名声と地位を得ている。その「レ・ミゼラブル」がいよいよ12年の時を経て、最新技術によって鮮やかに美音・美画に生まれ変わり、新たなる伝説を築く!
自分を偽る生き方を強いられながらも、人としての正しい道を模索し、波乱万丈の人生を歩むバルジャン。彼の心の旅を軸に多彩な登場人物の運命が交錯する本作は、絶望的な環境にあってもよりよい明日を信じ、今日を懸命に生き抜く人々の姿をリアルなまなざしで描き出す。その中心あるのは、様々な形で表現される「真実の愛」だ。離れて暮らす娘コゼットを思いやるファンテーヌの母の愛。バルジャンがコゼットに注ぐ無償の愛。コゼットのバルジャンに寄せる無垢な愛。コゼットと恋人マリウスの間に通い合う純愛。いくつもの愛のエピソードが、見る者の感情を揺り動かし、忘れがたい名場面の数々を作り出していく。
生きるのが難しい時代だからこそ輝きを増す人と人の絆。誰かのために生きることの尊さ。困難に立ち向かっていく勇気と、希望を持つことの大切さ。それらを高らかに謳いあげた『レ・ミゼラブル』―
いまの私たちが心から欲し、共感できる映画がここにある。
(上映時間:158分)
2025年
6月 28日~
7月 11日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
みんな笑え
※本作の前売券(全国共通特別鑑賞券)はご使用いただけます
※上映開始時間30分以降のご入場はできません
※予約不可、当日券のみ(イベント時は予約を受け付ける場合あり)
※ご来館の際はこちらをご一読ください
「ご来館時のお願い」
舞台挨拶
7月 5日 14:10の回上映後
ゲスト: 野辺富三
さん(主演)、 鈴木太一
監督
<料金>
一律1,700円
※本作の前売券(全国共通特別鑑賞券)はご使用いただけます
独特の感性で話題を呼んでいる映画監督の鈴木太一(『くそガキの告白』『生きててよかった』)と、若き日に蜷川幸雄演出の舞台に何度も立ちながら下積みを重ね、五十歳を過ぎた唯一無二の個性派俳優、野辺富三とが出会い、鈴木太一が情けない自分自身と野辺の境遇を照らし合わせながらオリジナル脚本を執筆。五十歳の弱者男性、二代目の落ちぶれた落語家を主人公に、演芸の世界で生きる人々の現実や、親子、師弟の関係、介護問題、歪な恋愛模様を独自の視線で描き、野辺富三主演デビューにふさわしい不器用な快作がここに誕生した。
共演には2024年、主演作『凪の憂鬱』で高崎映画祭最優秀新進俳優賞を受賞した辻凪子を筆頭に、バイプレーヤーの名手・渡辺哲、力強い演技が魅力の片岡礼子、鈴木太一作品には欠かせない今野浩喜など、個性豊かな実力派俳優たちが顔を揃える。
人気もない、人望もない、野心もない、恋人もずっといない、五十歳の最低な落語家、太紋。家に帰れば認知症によって引退した師匠である父の介護の毎日。そんなある日、売れない若手漫才師、希子と出会ったことで太紋は自分の人生を見つめ直していく。落ちぶれた落語家の虚しい生き様を通して描く、落語と漫才、親と子をめぐる、熱くほろ苦い人間賛歌である。
(上映時間:105分)
2025年
7月 5日~
7月 11日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
百万長者と結婚する方法新吹替版
※一週間限定上映
※上映開始時間30分以降のご入場はできません
※予約不可、当日券のみ(イベント時は予約を受け付ける場合あり)
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「ご来館時のお願い」
3人の女性が始めた高級アパートでのルームシェア生活。
共通の夢は、百万長者との結婚!!
気の強いシャッツィ(ローレン・バコール/大谷育江)、セクシーだが極度の近視のポーラ(マリリン・モンロー/Lynn)、うっかり者のロコ(ベティー・グレイブル/ファイルーズあい)は、あの手この手で百万長者のハートを掴もうと奮戦。
そんな中、シャッツィはトム・ブルックマン(キャメロン・ミッチェル:落合福嗣)と出会い、求婚されるが…彼のみすぼらしい服装に失笑、相手にすらしなかった。
3人はパーティーでそれぞれ百万長者と出会い、何とか結婚にこぎ着けようとするが、
予想外の展開が待っていた!
映画の表現としてタブーとされていた「愛よりお金が大切!」というストレートなメッセージをマリリン・モンローが伝えたことで、アメリカ社会にセンセーショナルな衝撃が走った。
やがて彼女はスターとしての地位を確固たるものにした。
「名画新吹き替えシリーズ N.E.M.(New Era
Movies)」は、誰もがタイトルを知っている往年の名画に、アニメや映画、ドラマ、コンサートなど多方面で活躍している、当代の声優や俳優が、新たに声を吹き替えたシリーズです。
(上映時間:96分)
2025年
7月 5日~
7月 25日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
海がきこえる
特別料金
大人 1,600円
高校生以下 1,000円
※各種サービスデーや他の割引サービス不可
※上映開始時間30分以降のご入場はできません
※予約不可、当日券のみ(イベント時は予約を受け付ける場合あり)
※ご来館の際はこちらをご一読ください
「ご来館時のお願い」
舞台挨拶
7月 6日 14:40の回上映後
ゲスト: 望月智充
監督
※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
『海がきこえる』海の日 限定入場者プレゼント
吉祥寺駅のホームに立つ姿が清々しい里伽子のシーンを使用した記念アイテム、クリアポストカードを「海の日」7月21日(月)に限り、入場者に先着・数量限定で配布いたします。
※画像はイメージです。
※お一人様一回のご鑑賞につき1点の配布。
※先着・数量限定のため、なくなり次第終了となります。
※劇場により数に限りがあります、あらかじめご了承ください。
※プレゼントは非売品になります。転売はご遠慮ください。
「月刊アニメージュ」に連載された氷室冴子の小説を、「魔女の宅急便」「おもひでぽろぽろ」のスタジオジブリがアニメ化した青春ストーリー。
高知県に暮らす高校生の杜崎拓。2年生のある時、東京から武藤里伽子という転校生がやってくる。勉強もスポーツも万能で美人の彼女は、瞬く間に学校中で知られた存在となるが、里伽子自身は周囲になじもうとしなかった。拓の中学以来の親友である松野は里伽子にひかれていたが、拓にとっての里伽子は、松野の片思い相手という、それだけの存在だった。しかし、高校3年のハワイの修学旅行で起こったあることをきっかけに、拓は里伽子が抱えている家庭の問題を知り、それによって2人の距離は縮まっていくようにみえたが……。
日本テレビ開局40周年記念番組として製作されたテレビ向けのスペシャルアニメ。「きまぐれオレンジ★ロード あの日にかえりたい」「ここはグリーン・ウッド」などの青春劇を手がけてきた望月智充を監督に迎え、スタジオジブリの若手スタッフが中心となって手がけた。1993年5月5日にテレビ初放送。同年内にいくつかの劇場で公開もされた。
(上映時間:72分)
2025年
7月 12日~
7月 25日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
能登デモクラシー
©石川テレビ放送
上映時間未定
能登半島の中央に位置する石川県穴水町。人口は7000人を下回り、若者と高齢者の数がともに減りゆく「人口減少の最終段階」に入っている。コンパクトシティを推進する町の中心部から悪路を進んだ限界集落に暮らす元・中学校教師の滝井元之さん。2020年から手書きの新聞「紡ぐ」を発行し、利益誘導型の政策や町の未来に警鐘を鳴らし続けている。穏やかな穴水湾をのぞむこの町の伝統漁法「ボラ待ちやぐら」。我慢強さは町民性ともいえるが、滝井さんはこう記す「何もしなければ、何も変わらない」。石川テレビのクルーは市井からの眼差しにローカルメディアの存在意義を重ねながら、惰性と忖度蔓延る役場と町議会の関係の歪さを浮き彫りにしていく。
2024年1月1日、能登半島地震が発生した。
カメラは思わぬ事態に見舞われた町と人びとの営みをつぶさに見つめる。そして、同年5月に放送されたテレビ版が、穴水に大きな風穴を開けた。「このままでは町がなくなる」。声を寄せ、届け、耳を傾ける。映画は確かな変化の芽吹きを映し出していくのだが――。
監督は石川テレビの五百旗頭幸男。『はりぼて』では富山市議会の不正を暴き、市議が次々とドミノ辞職。ムラ社会の父権的な空気をあぶり出した『裸のムラ』は、映画公開後に馳浩石川県知事の定例会見拒否問題にまで発展した。映画の終盤、ここぞとばかりに、まことしやかに囁かれる穴水町最大の“タブー”に斬り込んでいく五百旗頭。投げかけた言葉に込めた思いとは。
この町で、この国で、果たして民主主義は生き残れるのか。一縷の望みに賭ける穴水からのラブレター!
(上映時間:101分)
2025年
7月 12日~
7月 25日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
ネムルバカ
上映時間未定
心地良さと焦りが同居する〈大学生〉という不思議な時間の中で、自分らしさを見つけようともがく若者たちを描いた傑作青春ストーリーがここに誕生!
〈後輩〉入巣柚実を演じるのは、乃木坂46の3期生としてデビューし、大河ドラマ「どうする家康」(23)『誰よりもつよく抱きしめて』(25)等の話題作に出演、俳優としてめざましい活躍を見せる久保史緒里。〈先輩〉鯨井ルカを演じるのは、是枝裕和監督の映画『奇跡』(11)でデビュー後、数々の映画やドラマに出演する平祐奈。本作では人生初の金髪&ギター演奏に挑戦している。この2人を取り巻く面々にも個性豊かなメンバーが集結。入巣の同級生・田口役には第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞して以降、映画・ドラマ・舞台と幅広く活躍する綱啓永。田口の友人であり独特な存在感を放つ伊藤役には「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」で主人公を演じ一躍注目を浴びた樋口幸平。さらに兎(ロングコートダディ)、吉沢悠、伊能昌幸といった魅力あふれるキャストたちが集結した。原作は、『それでも町は廻っている』『天国大魔境』等で知られる漫画家・石黒正数が29歳の時に描き始めた青春コミック。そして当時の石黒と同世代の28歳にしてこの作品の実写映画化に挑んだのは『黄龍の村』(21)『ベイビーわるきゅーれ
ナイスデイズ』(24)等で話題を呼び、今最も注目される若手映画監督となった阪元裕吾監督。
時代を超えて愛され続けている傑作コミックが、最高のスタッフ・キャストによって待望の実写映画化!
大学の女子寮で同じ部屋に住む後輩・入巣柚実(久保史緒里)と先輩・鯨井ルカ(平祐奈)。入巣はこれといって打ち込むものがなく、何となく古本屋でバイトする日々を送っている。一方ルカはいつも金欠状態だがインディーズバンド「ピートモス」のギター・ヴォーカルとして、自らの夢を追いかけている。2人は安い居酒屋でダラダラ飲んだり、暇つぶしに古い海外ドラマを観たり…緩くもどこか心地よい日々を過ごしていた。そんなある時、ルカは大手音楽レコード会社から連絡を受け、2人の日常に大きな変化が訪れる…。
(上映時間:106分)
2025年
7月 26日~
8月 1日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
私の親愛なるフーバオ
©2024 ACOMMZ and EVERLAND RESORT. All rights reserved
2016年に韓国にやって来たアイバオとローバオの自然繁殖により、2020年7月20日に韓国で初めて生まれたジャイアントパンダ、フーバオ。その誕生は多くの人々の祝福と共にあり、生まれた瞬間から全世界の注目の的となったスーパースターだ。「幸せを与える宝物」(福宝)という名前の通り、パンデミックの時期に多くの人々に心温まる慰めと癒しを与えた。彼女と両親、そして妹たち(ルイバオ、フイバオ)の貴重な映像の数々に思わず頬が緩むが、生まれた時からフーバオと過ごし、世話をしてきた飼育員たちの溢れる愛と葛藤にも焦点を当てた本作は、特別な感動をもたらす。プレゼントのように訪れた誕生の瞬間から、あらかじめ予定されていた別れ、そして再会まで。切なくも温かい真心がぎゅっと詰まった本作は、涙溢れる共感ムービーとして唯一無二の感動と幸せをお届けすることだろう。
コロナ禍に韓国で誕生したジャイアントパンダのフーバオは、韓国はもちろん、世界中から愛される存在へと成長した。4歳になる2024年、中国への帰国を間近に控えファンたちが悲しみに暮れる中、飼育員たちはフーバオの幸せを願い、中国行きの準備を粛々と続けていた。小さい頃遊んだようなハンモックを設置したり、大好きな菜の花畑を手入れしたり・・・。出発に向けた前向きな準備を整えながらも、次第に近づく別れを前に、飼育員たちの心も揺れ始める。
(上映時間:94分)
2025年
7月 26日~
8月 1日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
最後の乗客
上映時間未定
特別料金
一般 1,600円
シニア・U25(25歳以下) 1,200円※要証明
サービスデー料金あり
招待券・ポイント使用による無料鑑賞あり
※一週間限定上映
2021年、世界を舞台に日々精力的に活動を続ける宮城県生まれの映画監督堀江貴が、「生を受けた故郷のために何ができるか」を自らに問い、その解答として『リバース Tohoku 2021
〜輝く未来へ〜』プロジェクトを立ち上げた。
そして最初の一歩として行ったのが、映画『最後の乗客』の制作。
クラウドファンディングで資金を調達し、コロナ禍による撮影延期などの紆余曲折を経ながら、2022年3月完成。
日本のとある平穏な地方都市を舞台に、静かに始まる物語。ありふれた日常を夜の闇が覆い隠してゆくミステリアスな展開と衝撃のラスト、そして得も言われぬ心地よい「読後感」は試写直後から大きな反響を呼び、世界各地の映画祭で絶賛、数多くの賞を獲得し、いよいよ日本でも全国公開の運びとなった。
とある東北の、小さな街の駅のロータリー。タクシーが数台、客待ちで駐車している。
タクシードライバーの遠藤(冨家ノリマサ)と竹ちゃん(谷田真吾)は、駅から出てくる帰宅客を眺め、最近タクシードライバーの間で噂になっている話をしていた。 「夜遅く浜街道流してっと、若い大学生くらいの子がポツンと立ってるんだって‥‥‥」竹ちゃんの話を一笑に付す、遠藤。
竹ちゃんと別れた遠藤はひとりタクシーのハンドルを握り、閑散とした夜の住宅街を流していた。
ふとライトが、人気のない深夜の県道脇に立ちタクシーを止めようと手をあげる若い女性(岩田華怜)を照らし出す。そして何もない荒廃した路上に突然現れた、小さな女の子と母親の二人連れ。
3人と秘密をのせたタクシーがたどりつく先にあるものとは―――。
(上映時間:55分)
2025年
7月 26日~
8月 1日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
サブスタンス
カンヌ国際映画祭で上映されるや、映画祭&SNSのとんでもないフィーバーが話題となり、世界のバイヤーが殺到!
アカデミー賞をはじめ世界中の賞レースを席捲!
主演は今がキャリアの絶頂のデミ・ムーア。圧倒的怪演で“美&若さ”への執着を見せつけた。
弾けるような若さと美貌をこれでもかと振りかざしデミに対峙したのはマーガレット・クアリー。
監督と脚本を手掛けたのは天才・コラリー・ファルジャ。時代の1本として世界中で大ヒットを記録。
元トップ人気女優エリザベスは、50歳を超え、容姿の衰えと、それによる仕事の減少から、ある新しい再生医療<サブスタンス>に手を出した。
接種するや、エリザベスの背を破り脱皮するかの如く現れたのは若く美しい、“エリザベス”の上位互換“スー”。抜群のルックスと、エリザベスの経験を持つ新たなスターの登場に色めき立つテレビ業界。スーは一足飛びに、スターダムへと駆け上がる。
一つの精神をシェアする存在であるエリザベスとスーは、それぞれの生命とコンディションを維持するために、一週毎に入れ替わらなければならないのだが、スーがタイムシェアリングのルールを破りはじめ―。
(上映時間:142分)
2025年
8月 2日~
8月 8日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
終戦80年企画 ジョニーは戦場へ行った4K
©ALEXIA TRUST COMPANY LTD.
赤狩りによりハリウッドから追放されるも、『ローマの休日』『黒い牡牛』『スパルタカス』など脚本家として多くの名作を生み出し、2015年には彼をモデルにした映画『トランボ
ハリウッドに最も嫌われた男』も公開されたダルトン・トランボ。彼がアメリカの軍歌でも使われた志願兵募集の宣伝文句“Johnny Get Your
Gun”のパロディをタイトル(原題)に据え、第一次世界大戦時に身体のほぼ全ての器官を失った青年兵士の視点から戦争の闇を暴いた反戦小説「ジョニーは戦場へ行った」。第二次世界大戦直前の1939年に発表し物議を醸した問題作を、ベトナム戦争中の1971年にトランボ自らの脚本・監督で映画化。第24回カンヌ国際映画祭®で審査員特別グランプリほか三冠に輝き、日本でも1972年度芸術祭大賞を受賞した戦争映画の名作が50年以上の時を経て4K版日本初公開。
ジョーが目を覚ますと、病院のベッドの上に横たわっていた。第一次世界大戦下、志願してヨーロッパ戦線に出征したアメリカ兵の彼は、砲弾により目、鼻、口、耳を失い、運び込まれた病院で両腕、両脚も切断。首と頭がわずかに動き、皮膚感覚だけが残ったが、姓名不詳の<407号>と呼ばれ、軍部の実験材料として生かされる。鎮痛剤を打たれ意識が朦朧とする中、ジョーは想いを巡らせる。最愛の恋人カリーンとの出発前の一夜、釣り好きだった父親と過ごした日々…。
(上映時間:112分)
2025年
8月 2日~
8月 15日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
黒川の女たち
©テレビ朝日
戦時下の満洲で黒川開拓団の女性たちに起きた「接待」という名の性暴力の実態に迫ったドキュメンタリー。
1930~40年代に日本政府の国策のもと実施された満蒙開拓により、日本各地から中国・満洲の地に渡った満蒙開拓団。日本の敗戦が濃厚になるなか、1945年8月にソ連軍が満洲に侵攻し、開拓団の人々は過酷な状況に追い込まれた。岐阜県から渡った黒川開拓団の人々は生きて日本に帰るため、数えで18歳以上の15人の女性を性の相手として差し出すことで、敵であるソ連軍に助けを求めた。帰国後、女性たちを待ち受けていたのは差別と偏見の目だった。心身ともに傷を負った彼女たちの声はかき消され、この事実は長年にわたり伏せられることになる。しかし戦争から約70年が経った2013年、黒川の女性たちは手を携え、幾重にも重なる加害の事実を公の場で語りはじめた。
そんな女性たちのオーラルストーリーを、「ハマのドン」の松原文枝監督が丁寧に紡ぎ出す。俳優の大竹しのぶが語りを担当。
(上映時間:99分)
2025年
8月 9日~
8月 15日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
リー・ミラー彼女の瞳が映す世界
© BROUHAHA LEE LIMITED 2023
リー・ミラーが写し出す写真には、人間が持つ脆さと残酷さの両方が刻みこまれ、今もなお人々を惹きつける重要な歴史的記録として真実を伝えている。
「VOGUE」誌をはじめトップモデルとして華やかで自由な生活を謳歌し、マン・レイ、パブロ・ピカソ、ココ・シャネル、ジャン・コクトー、コンデ・ナストら時の天才たちを魅了。類稀なる輝きは報道写真家に転身してからも光りを放ち、第二次世界大戦が始まるとその情熱とエネルギーは戦場へ向けられる。彼女はいかにして従軍記者になったのか、戦争の前線で目撃した真実、人生をかけて遺したものとは──。
彼女の生き方に大きく感銘したケイト・ウィンスレットが製作総指揮・主演で贈る、リー・ミラーの偉大で情熱的で数奇な運命が遂に映画化!
1938年フランス、リー・ミラー(ケイト・ウィンスレット)は、芸術家や詩人の親友たち──ソランジュ・ダヤン(マリオン・コティヤール)やヌーシュ・エリュアール(ノエミ・メルラン)らと休暇を過ごしている時に芸術家でアートディーラーのローランド・ペンローズ(アレクサンダー・スカルスガルド)と出会い、瞬く間に恋に落ちる。だが、ほどなく第二次世界大戦の脅威が迫り、一夜にして日常生活のすべてが一変する。写真家としての仕事を得たリーは、アメリカ「LIFE」誌のフォトジャーナリスト兼編集者のデイヴィッド・シャーマン(アンディ・サムバーグ)と出会い、チームを組む。1945年従軍記者兼写真家としてブーヘンヴァルト強制収容所やダッハウ強制収容所など次々とスクープを掴み、ヒトラーが自死した日、ミュンヘンにあるヒトラーのアパートの浴室で戦争の終わりを伝える。だが、それらの光景は、リー自身の心にも深く焼きつき、戦後も長きに渡り彼女を苦しめることとなる。
(上映時間:116分)
2025年
8月 9日~
8月 15日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
終戦80年企画 野火4K
©KADOKAWA 1959
自身のフィリピンでの戦争体験を基にした大岡昇平による戦争文学の最高傑作「野火」は1951年に発表され、第3回読売文学賞・小説賞を受賞。第二次世界大戦下、フィリピンのレイテ島を舞台に、病魔に侵された中年兵士が飢餓と孤独に苦しんだ末、目の当たりにした陰惨な戦場を描く。監督は『ビルマの竪琴』『東京オリンピック』『犬神家の一族』などの市川崑。脚本・和田夏十とタッグを組み1959年に念願の映画化。映像美の巨匠・市川崑が戦争における人間の真の姿を映し出した本作は、第33回キネマ旬報日本映画ベスト・テンほか国内だけなく海外でも高い評価を受け、第14回ロカルノ国際映画祭®グランプリ、ハンブルグ映画祭優秀映画賞、バンクーバー国際映画祭カナダ映画協会賞を受賞。2014年には、塚本晋也監督の同名作も公開され大きな話題となった。
第二次世界大戦末期、フィリピンのレイテ島。日本の敗北が濃厚な状況下で、肺病を患った一等兵・田村は部隊から追い出され、病院からも食糧不足を理由に入院を断られる。病院の前で、田村は同じく厄介者として見放された若い兵の永松、足の負傷で歩けなくなった中年兵の安田と出会う。病院が襲撃され、一人逃げた田村は、飢えに駆り立てられるように熱帯のジャングルを彷徨う。途中、別の部隊に同行するが、米軍の一斉砲撃により他の兵士たちは全滅し・・・。
(上映時間:105分)
2025年
8月 16日~
8月 22日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
導火線 FLASH POINT
「SPL
狼よ静かに死ね」「かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート」(06)のドニー・イェンとウィルソン・イップ監督がタッグを組んだクライムアクション。中国への返還を間近に控え、混沌とした空気が漂う1997年の香港を舞台に、ドニー・イェン扮する優秀だが正義感が強すぎる主人公の刑事が、ベトナム人マフィアとの壮絶な戦いを繰り広げる。
中国への返還が目前となった1997年の香港。正義感の強いマー刑事は、ベトナム人のアーチャー、トニー、タイガーの3兄弟が率いるマフィア組織を追っていた。相棒のウィルソン刑事が組織に潜入するも正体を見破られ、恋人のジュディを人質に取られてしまう。怒りに燃えたマーは、マフィア相手にただひとりで戦いを挑む。
ドニー・イェンは主演のほか、製作とアクション監督も兼任。伝統的な香港アクションに総合格闘技(MMA)の要素を融合させ、迫力あるアクションシーンを作り上げた。マー刑事の元相棒ウィルソンにルイス・クー、ウィルソンの恋人にファン・ビンビンが扮する。
(上映時間:87分)
2025年
8月 23日~
8月 29日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
無名の人生
©鈴木竜也
2020年のコロナ禍を機に独学でアニメーション制作を始め、個人制作による短編作品で国内映画祭を総なめにした鈴木竜也監督が、たった1人で、1年半で描き上げた満を持しての長編デビュー作『無名の人生』の劇場公開が決定!
新宿武蔵野館での単館ロードーショーを皮切りに、順次全国各地での上映を予定しております!
『MAHOROBA(21)』ではブラック企業を脱走した男が無人島やパンデミックをサバイブする物語、続く『無法の愛(22)』でははみ出し者の男女の関係を軸に、現実社会で起きた無差別刺傷事件にも焦点を当てるなど、一貫して“不条理な世の中に生きる者たちの生き様”
をシニカルなタッチで描いてきた鈴木監督。
『無名の人生』は、東北の団地にひっそりと暮らすいじめられっ子の孤独な少年が、ある転校生と出会い、かつての父親の背中を追ってアイドルを目指すところから始まる物語。生まれてから死ぬまでに蔑称や源氏名など、いくつもの呼称で呼ばれた主人公の波乱に満ちた100年の生涯を、高齢ドライバーや芸能界の闇、若年層の不詳の死、戦争など、今まさに我々が直面する数々のセンセーショナルな社会問題を背景に全10章で描き切ります。そして、章ごとにタッチも色彩も変化し、観る者を飽きさせない変幻自在なアニメーションの果てに待つ、前代未聞の衝撃的なラストとは…。ぜひ劇場でご確認ください!
(上映時間:93分)
2025年
9月公開
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
Dear Stranger/ディア・ストレンジャー
上映時間未定
ニューヨークで暮らす
日本人の賢治(西島秀俊)と
台湾系アメリカ人のジェーン(グイ・ルンメイ)
ある日、息子が誘拐され
さらには殺人事件へと発展してしまう。
“しあわせな家族”を目指していたはずのふたりだったが…
これは結婚をめぐる寓話であり、
異文化コミュニケーションのリアルであり、
また一人の異邦人が見つめた、2020 年代のアメリカの姿である―
(上映時間:分)
上映期間未定
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
ウリリは黒魔術の夢をみた
フィリピン映画シーンの最先端をゆく時代の寵児ティミー・ハーンによる長編劇映画『ウリリは黒魔術の夢をみた』が、世界的パンデミックで上映が危ぶまれた中、満を持して日本初上陸する。本作は白石和彌監督やグザヴィエ・ドラン監督など次世代を代表する新人監督にフューチャーしたロッテルダム国際映画祭のBright
Future部門に正式出品されたお墨付き。ラヴ・ディアスを彷彿とさせるモノクロームの質感と、ダニエル・クロウズ風の不条理な世界観、そしてポストコロニアルに生きる現代フィリピン人のアイデンティティが融合した、オフビートな”真夏の悪夢”が疾走する。
撮影の舞台となったのは、アジア最大のアメリカ海軍基地の跡地にできた経済特区スービック。この街は1991年に襲ったピナトゥボ火山大噴火がきっかけでフィリピンへ基地が返還されたという背景を持つ、アメリカとフィリピンとのエディプス的な関係性を象徴する場所。そこが火山という原始的なパワーで破壊されたという事実は、フィリピン全土に大きな衝撃を与えた。フィリピンに深いアイデンティティを持つネイティブな才能たちは、その衝撃さえもユニークな映画へと昇華させ、エンターテインメント中心のなかで新しいシーンを作り始めている。社会問題をファンタジックに描いたアニメ作品のカール・ジョセフ・パパ(『行方不明』OAFF2024)、「闘鶏」というモチーフを通してフィリピン社会の闇をドキュメンタリーで斬るブライアン・ブラジル(『Lost
Sabungeros』QCinema2024)。そしてユニークなアート表現に挑戦しているのがティミー・ハーン。全編フィリピン語のタガログ・パワー漲る若さ溢れる「アフター・ピナトゥボ」ムービーが、ここに爆誕する。
スーパースターから名を借りて「マイケル・ジョーダン・ウリリ」と名付けられた赤ん坊はやがて、才能あるプレイヤーへと成長していた。伝説の背番号「23」を背負い、美しくもビッチな恋人との肉欲とバスケ賭博に明け暮れる青春。そんな中、アメリカ行きのチャンスが目の前にぶら下がるも皮肉な運命に導かれ、倒錯した大人たちが集うフィリピン・アンダーグラウンドへと踏み込んでゆく。それは彼にとって「真夏の悪夢(Dog
Days)」の始まりであった———。 ウリリに残されたものは、もはやカルメンの化身となった日本車ギャランΣのみ。果たして彼はバスケの神様に祝福された子どもだったのか、それとも?
(上映時間:124分)
上映期間未定
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
それでも私はThough I'm his daugter
©Yo-Pro
上映時間未定
1995年3月、日本を震撼させた地下鉄サリン事件。その首謀者の娘として生まれた松本麗華(まつもと・りか)は父親が逮捕された当時12歳。以来、どこに行っても父の名、事件の記憶、そして「お前はどう償うのか?」という問いがつきまとってきた。
「虫も殺すな」と説いたはずの教団の信徒たちが起こした数々の凶行に衝撃を受け、父親が裁判途中で言動に異常を来したために、彼がそれら犯罪を命じたこともまだ受け入れ切れない。死刑の前に治療して事実を話させて欲しいとの彼女の願いに識者らも賛同し、真相を求め続けるが、間もなく突然の死刑執行。麗華は社会が父親の死を望んだと感じ、極度の悲しみと絶望のうちに生きることになる。それでも人並みの生活を営もうとするが、定職に就くことや銀行口座を作ることさえ拒まれる。国は麗華に対して教団の「幹部認定」をいまだに取り消さず、裁判所に不当を訴えても棄却されてしまう――。
(上映時間:119分)
上映期間未定
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
太陽(ティダ)の運命
上映時間未定
政治的立場は正反対であり、互いに反目しながらも国と激しく対峙した二人の沖縄県知事がいた。1972年の本土復帰後、第4代知事の大田昌秀(任期1990~98年)と第7代知事の翁長雄志(任期2014~18年)である。ともに県民から幅広い支持を得、保革にとらわれず県政を運営した。大田は、軍用地強制使用の代理署名拒否(1995)、一方の翁長は、辺野古埋め立て承認の取り消し(2015)によって国と法廷で争い、民主主義や地方自治のあり方、この国の矛盾を浮き彫りにした。大田と翁長、二人の「ティダ」(太陽の意。遥か昔の沖縄で首長=リーダーを表した言葉)は、知事として何を目指し、何と闘い、何に挫折し、そして何を成したのか。そこから見えるこの国の現在地とは―。
沖縄戦後史を描いた『米軍が最も恐れた男
その名は、カメジロー』2部作(2017/19)、戦中史を描いた『生きろ 島田叡―戦中最後の沖縄県知事』(2021)に続く佐古忠彦監督最新作は、それぞれの信念に生きた二人の知事の不屈の闘いをたどり、その人間的な魅力にも光を当て、彼らの人生に関わった多くの人々の貴重な証言を交えて沖縄現代史に切り込んだ、全国民必見のドキュメンタリーだ。
(上映時間:129分)
上映期間未定
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
選挙と鬱
©ノンデライコ/水口屋フィルム
上映時間未定
2022年6月。偶然と必然が重なり急遽、参議院議員選挙にれいわ新選組から立候補することなった水道橋博士。弟子や元・マネージャー、仲間の芸人たちで構成された素人チームは、手探りしつつもドタバタと選挙活動を躍動する。水道橋博士はモハメド・アリの名言「Me,
We.(私はあなたたちだ。あなたたちは私だ)」から民主主義の根幹としての政約を打ち出した。比例代表候補として全国を飛び回り、期間中に起こった“安倍元首相銃撃事件”に翻弄されながらも、奇跡の当選を勝ち取る。晴れやかな国会初登院の場で国会議員としての活躍を誓った3カ月後、水道橋博士は“鬱病”により休職~辞任を余儀なくされるのだが...。
偶然にも選挙の“従軍カメラマン”となり選挙活動チームに加わりながら密着撮影したのは『東京自転車節』『フジヤマコットントン』の青柳拓。持ち前の人懐こいキャラクターを活かしチームの一員となった青柳監督は、内側から選挙活動のディテールを描き出した。一方、水道橋博士の鬱病による休職~辞任とその後も追い続けたことによって、個人視点から社会を浮かび上がらせる作家性を本作でも発揮。数多の選挙ドキュメンタリーとは一線を画す人間ドラマとして本作を完成させた。一人の芸人のチャレンジを通して、政治家の根幹である“誰かのために生きること”、一方で鬱病というキーワードから垣間見える、現代社会で重要な“自分のために生きること”を同時に問いかける、私たちのポリティカルドキュメンタリー。
(上映時間:124分)